建築家 古市徹雄氏講演会のお知らせ

~ 講 演 概 要 ~

20世紀初頭から始まったモダニズム(近代建築)は等しく近代の恩恵を世界の隅々まで与えようという使命のもと世界中に広まった。
しかし20世紀末になると資本主義に飲み込まれ多大なエネルギー消費、GNP競争による格差、そこから生じる不幸、地球環境問題などが生まれついに現代の建築は行き場を失い今、未来に導いてくれる建築・都市の新しい様式が模索されている。
槇文彦氏がその著「漂うモダニズム」で指摘されたようにこれから沖縄の、日本の、世界の建築はどこへ向かうのか?
多くの海外でのプロジェクト、海外での建築教育、JIAマガジンでの他分野の専門化との多くの対談、今マスコミからも注目される新国立競技場問題から見えてくるもの等の豊富な体験、自らの建築実践を通し世界で起きている新しい建築デザインの傾向、生まれ来る21世紀をリードする新しいデザインを予言する。

日時 平成26年6月2日 開場18時 開会18時30分 閉会20時 1時間半予定

会場 沖縄ガス株式会社 ショールーム2階会議室(50名)
   予定人数オーバーした場合 本館4階大会議室

講演テーマ 「Towards Nature 走向自然 」伝統とハイテック

講師 建築家 古市徹雄 (株式会社 古市徹雄都市建築研究所)

経歴 1948年福島県生まれ。1973年、早稲田大学理工学部建築学科卒業(卒業設計最優秀賞村野藤吾賞受賞)。
1975年、早稲田大学大学院理工学研究科修士課程終了。
同年、丹下健三都市建築設計研究所入所(11年間在籍、国内外のプロジェクト多数)。
1986年アーキテクト・ファイブ設立。1988年、古市徹雄都市建築研究所設立。
2001-2013年千葉工業大学建築学科専任教授。
2010-2011東京大学、清華大学、ロンドン大学バートレット校、ミラノ工科大学、 トリノ工科大学等、各大学院の客員教授を務める。
2009年- ブータン王国の建築アドバイザー。

代表作品に、屋久杉自然観、宮沢賢治イーハトーブ館、北会津村役場庁舎、棚倉町文化センター、栃木県立なかがわ水遊園、花巻体育館、長崎ピースミュージアム、長崎県浄土宗九品寺本堂・納骨堂、鹿児島県姶良総合運動公園体育館、六花亭ホール真駒内・札幌など受賞歴多数。
(新建築誌、GA JAPAN、日経アーキテクチュア等で紹介)
WEB SITE (http://furuichiarch.sakura.ne.jp/)参照

海外プロジェクト、海外での教育、海外での研究調査、海外ワークショップ等で104ヶ国滞在、訪問

入場料 無料

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